あてる、抑える
日ごろフライト中に私が無線で飛ばしている用語の解説をしたいと思います。
まず、「あてろ!」「抑えて!」に付いて。
「あてる」 †
あ て 舵(あてかじ)のこと。カウンターフレアーの事であるが「あてかじ」と言った方が短く、いい易いためよく使われる言葉。パラグライダーは例えば右に旋廻する際、右のブレークコードをひく。そしてその旋廻の大きさは基本的に右のブレークコードの引く量(長さ)によって決定する。しかしその旋廻時のスピード・揺れのコントロールまた高度ロスを少なくする(アタックアングルを少し上げる)ために逆のブレークコード(左側)を必要に応じた量とタイミングで引く事(感覚的にあてる)が非常に有効である。
「抑える」 †
機体をライズアップした時、ブレークコードをそのままニュートラルな状態にしておくと、キャノピーはパイロット本人よりも先行し潰れてしまう。これ防ぐためキャノピーが頭上に上がった時、もしくはキャノピーが頭上を越えよう(先行しよう)とする運動があるとき、適当な量でブレークコードを引かなければならない。この時の操作は引くと言うよりむしろ胸付近で抑えると言った方が感覚的にマッチしていて「ブレークコードを抑える。」と言う表現が使われる。また飛行の時に、ピッチングが起こった時など、そのピッチング運動を打ち消す為の操作でもこの表現が使われる。

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