用語解説
【ア】 †
アウトサイド(ランディング) †
指定された着地場、あるいは競技などで指定された範囲から外れて着地する事。
アクセル †
ブレークコードでのスピードコントロールの他に、ライザーの一部を引き込み、パラグライダーの迎角を小さくして加速する装置。ラインと滑車を介してフットバーにつなげ、足で踏んで操作するのが一般的。
アゲンスト †
向かい風のこと。パラグライダーの離陸と着陸は、アゲンストで行うことが基本。反対に「追い風」をフォローと呼ぶが、フォローでのランディングは危険。
アスペクト比 †
翼の幅(スパン)と長さ(コード)の比。数値が大きいほど横に細長い翼で、一般的に高性能機である。
アタックアングル †
迎角のこと。→迎角
あて舵 †
→カウンターフレアー
アフノール †
フランスの認証検査制度。機体の構造テストや飛行テストなどを実施し、安全性のガイドラインとして「スタンダード」「パフォーマンス」「コンペティション」の三つに機体を分類している。スタンダードはつぶれや失速から回復がよい。
アプローチ †
→ランディング・アプローチの項参照
アーベントテルミック †
日没近くになって周囲の空気が冷やされたことにより、森林などに溜まっていた空気が上昇する現象。熱上昇風(サーマル)の一種で穏やかに発生することが多いため、初、中級者でも安全にソアリングできる場合が多い。
ウイングオーバー †
左右に連続して深い傾きのターンを繰り返すことによって、遠心力でパイロットがあたかもキャノピーよりも高い位置まで上がっているかのように見えるエアロバテックフライトの一種。
ウインドグラジェント †
上空に比べ地上付近の風速が急激に弱くなる現象。ウイントグラジェントの影響を受けること、ランディングアプローチ中に、地上に近づくにつれて急にはパラグライダーのスピード(対地速度)が上がったり、リッジソアリング中に山肌に近づくと、急に吸い込まれるように感じたりする。
ウインドシャドー †
山などの風下側で陰になり、風が局地的に弱くなっているところをさす。周囲に乱流が発生しているので注意が必要。
ウインドソックス †
ランディングやテイクオフなどに設置して風向きや強さを判断はしやすくするためのノボリ。吹き流しとも言う。
ウエイティング †
コンディションの好転を待って、フライトを見合わせている状態のこと。
ウェーブソアリング †
強い風が高い山にぶつかると風下側にウェーブと呼ばれる大きな空気の波ができあがることがある。グライダーなどはこの波の上昇部分を使って長距離を飛んだりするが、風が強くないと発生しない上に、高度も酸素補給が必要な高さまで達することがあるため、パラグライダーでウェーブソアリングするのはほとんど不可能である。(ハンググライダーに於いては茨城県足尾山エリアにて4000m上空でのウエーブソアリング未公認記録の報告があった)
エアインテーク †
パラグライダーの前縁にある空気を取り入れる開口部のこと。ここから取り入れた空気の圧力によってバラグライダーは翼を形作る。
エアスピード †
対気速度のこと。パラグライダーが空気に対してどれだけの早さで飛んでいるかを示す指標。これに対し。地面に対しての速度をグランドスピード(対地速度)という。
エアバック †
墜落など万一の場合の衝撃を吸収するためにハーネスの背中から尻の部分に取り付けるもの。テイクオフすると自動的に空気が取り入れられる構造になっている。
エアムース †
ハーネスに使われるプロテクターで、スポンジを布で包み、組み合わせたもの。
エルバイディー †
LはLIFT(揚力)、DはDRAG(抗力)で、このふたつの比が楊抗比(L/D=エルバイディー)。Dは滑空比と同じ数値になる。
オーバーキャスト †
空が一面に雲で覆われている状態のこと。
オーバーコントロール †
ブレークコードを必要以上に引きすぎたり、急に操作してしまいこと。急激な旋回には入ったり、反動などにより機体の状態が不安定になる。練習初期には、オーバーコントロールになりやすいので注意しよう。
【カ】 †
カウンターフレア †
パラグライダーはブレークコードを引いた側に旋回するが、このとき反対側である旋回の外側のブレークコードを引いたり戻したりして操作することにより、旋回中のパラグライダーの安定を高めることが出来る。この旋回の外側のブレークコードを引く操作をカウンターフレアという。一般的にはあて舵などということが多い。
滑空比 †
沈下速度に対し前進速度の比。無風状態で100m高度からフライトし、600m前方にランディングした時、滑空比は6となる。
カラビナ †
キャノピーとハーネスをつなぐ金具。もともとは登山用に開発されたものを使用した、現在ではパラグライダー専用のものが使われている。
技能証 †
JHF(社団法人・日本ハンググライディング連盟)のさだめるぱらぐらいだー技能証規定に基づいて発行される。技能に応じてA級、B級、ノービスパイロット(NP)証、パイロット(P)証、クロスカントリー(XC)証がある他、インストラクターの技能証として教員、助教員証がある。
キャノピー †
パラグライダーの翼にあたる部分の名称。ラインとライザーを含めてパラグライダー全体をさして呼ぶ場合もある。
キャンパー †
→翼断面の項を参照。
緊急パラシュート †
他機との空中接触、グライダーの破損などにより自力でのフライトが不可能になったとき使用するパラシュート。非常時に確実に使用できるように常時携帯して使用方法を練習しておく必要がある。バックアップ、セカンドチャンス、緊パラ、リザーブ・パラシュートなどとも呼ばれる。
グライダー †
本来ならば「無道力の滑空機」をさすが、パラグライダーの話をしている場合はパラグライダーもしくは機体という意味で用いられる。
クラス1(2・3) †
→DHV
グランドスピード †
対地速度のこと。パラグライダーが地面に対してどれだけの速度で移動しているかを示す速度。これに対し、空気に対する速度をエアスピード(対気速度)という。
グランドハンドリング †
地上で行う基本操作のこと。セッティングやライズアップ、ライズアップしたままでの直線走行、スラローム走行などを練習することで、キャノピーのコントロール要領を身につけることが出来る。
クロス †
①キャノピーの生地のこと。ナイロンまたはポリエステルが使われることが多い。②クロスハンドライズアップを略してクロスともいう。
クローズ †
エリアクローズは悪条件その他の理由で、エリア全体でのフライトを止めている状態。テイクオフクローズは、テイクオフを止めている状態、いずれの場合にもフライトしてはならない。ランディングクローズは、着陸場使用の最終時間を示すことが多い。日没時間や競技の規定などにより決められる。
クロスカントリー †
テイクオフ後にエリアを離れ、長距離を飛ぶフライト。豊富な飛行経験と知識、体力や判断力が要求される。クロカン、XCなどとも呼ばれる。テイクオフポイントから5km以上のフライトにはXC証が必要である。
クロスハンドライズアップ †
パラグライダーは通常正面を向いてキャノピーを立ち上げるか、風が強いときにラインをクロスして後を向き、キャノピーに向かって風下側のグライダーを引き起こすように立ち上げる方法。キャノピーが立ち上がったら体を半回転して前を向きテイクオフする。→パックハンドライズアップ
ゲイン †
高度を獲得することをいう。
翼弦線 †
キャノピーの前縁部から後縁部を結んだ直線が翼弦線(コードライン)である。その長さを翼弦長という。→翼断面の図参照。
コア †
サーマルの中心の上昇力の強い部分(核)のこと。
後縁 †
キャノピーの後ろの縁のこと。一般にトレーリングエッジという。→翼断面の図参照。
高度処理 †
適切な高度でランディングを行うために、ランディング周辺で行う高度調整(下げる)飛行。
効力 †
空気抵抗のこと。
コード †
→翼弦線の項を参照。
コラップス †
キャノピーの「つぶれ」のこと。パラグライダーでは「つぶれ」ること自体かは問題ないが、対処を誤ると危険なのでよく練習しよう。
コンペティション †
大会、競技会。コンペともいう。それの出場する選手のことをコンペティターと呼ぶこともある。
【サ】 †
サイド †
横風。一般的にはサイドと使われる。
サイドプロテクター †
→プロテクター
サイドベントホール †
各々のリームを仕切るリブに開いている空気穴。これによりリームの集合体であるパラグライダーの全体に空気が均等に行き渡り翼形を維持するようになっている。→リブ
サスペンションライン †
キャノピーからのびるパイロットをを吊すためのライン、らイザーに束ねられてカラビナがハーネスと接続する。材質はケプラー、ダイマーニなどといった化学繊維が利用されている。
サーマル †
日射などによって暖められた地表面の熱が、地面近くの空気に伝わり、暖められた空気は膨張して、周囲に比べ軽くなって上昇する。これがサーマル(熱上昇気流)である。サーマルを利用して上昇したり滞在したりすることを、サーマルソアリングというが、サーマルは対流現象の一種で乱気流でもあるので、安全にサーマルソアリングを行うには技術と経験が必要だ。
サーマルソアリング †
→サーマル
サーマルブロー †
サーマルを原因として吹いてくる断続的な風。
CG †
重心のこと。
シーリング †
雲の底、雲底のこと。
失速 †
ストールのこと。パイグライダーが飛行中に高度を失い滑空できなくなる(ということは重力で下に落ちる)こと。初級の段階ではブレークコードを引きすぎると、急に大きく沈下してキャノピーがつぶれたり、コントロールができなくなったりする。失速の兆候には、風切り音が小さくなる、ブレークコードが重くなる、左右のつぶれがてるなどがあるので、気が付いたら速やかにブレークコードを戻して加速を開始すれば、失速は回避することができる。
シンク †
下降気流のこと。シンク帯(下降気流が帯状に発生しているところ)へ入ったら、早急に抜け出さなければいけないし、シンクが予報される所へは近づかないことが大切。
スタ沈 †
テイクオフに失敗すること。
スタビライザー †
キャノピーの翼端についている垂直の部品のこと。最近はこの部分のない機体も多い。
スタンダード †
→アフノール
ストール †
→失速この項を参照。
スパイラル †
深いバンク深いバンクをかけて一定方向に旋回を続けることによって下方向へのラセン降下をする技術。緊急時の降下手段として有効。
スパン †
翼端と翼端の間の長さ。翼幅のこと。→アスペクト比
スピードラン †
競技種目のひとつで、指定されたコースを短時間で飛ぶことを競うもの。
スラローム †
スキー競技のように設定されたパイロンを回りながらフライトする競技種目。最近ではあまり行わない。
セットタイム †
あらかじめ設定したフライトにどれだけ近い時間滞空するかを競う競技種目。設定した時間に使いほど高得点となる。
セール †
キャノピーのこと、あるいはキャノピーの生地のこと。
セールプレーン †
パラグライダーやハンググライダーに対して固定翼の滑空機のこと。
セル †
パラグライダーの構造の一部。リブによって分離された小室。りーむとほぼ意味は同じ。セル数を多くすれば翼形は整うが重さが増したりコストがかかる。そこでセル数はそのままに、リブの取り付け方法や形状を工夫したハーフリブ、ダイアゴナルリブなどがある。
センタリング †
サーマルソアリングのために360度旋回を繰り返してサーマル内部にとどまること。サーマルのコアに旋回の中心を合わせていくこと。
ソアリング †
上昇気流を利用して上昇や滞空をすること。リッジソアリング、サーマルソアリングなどがある。
【タ】 †
対気速度 †
→エアスピード
対地速度 †
→グランドスピード
ターゲット †
ランディング場内に設置されたランディングポイント、またはランディング精度を競う競技種目のこと。同心円状をしていることが多く、競技の場合、その中心近くに降りれば降りるほど得点が高くなる。
タスク †
競技で選手に課せられる仕事(競技内容)
立ち上げ †
→ライズアップ
タックイン †
タッキングのこと。グライダーが急激に前進して前縁部がつぶれること。
タービュランス †
乱気流。
タンデム †
乗馬で前後2列に並んで乗ることを意味することから、パラグライダーでは二人乗りのことを、こう言う。
チップストール †
翼端(チップ)に発生する失速。
ツリーラン †
樹木上に不時着すること。(ツリーランディングの略)
ツリーランセット †
→レスキューセット
テイクオフ †
離陸する場所、または離陸する行為。
DHV †
ドイツ航空連盟の総称。機体の構造テストや飛行テストを行い、クラス分けしている。「DHVクラス2」といった形でカタログなどに載っている。クラス1〜3まであり、数値が小さい方がつぶれや失速ながからの回復が容易である。
ディスタンス †
距離のこと。または飛行距離を競う競技種目をさす。
デュレーション †
滞空時間の長さを競う競技種目。
トーイング †
パイロットをロープ、ワイヤーなどにつなぎ、人力または動力を用いて曳航することにより、上空へパラグライダーを引き上げる方法。この方法は知識と経験、技術が必要で安易に行うと危険。
投影面積 †
飛行中のパラグライダーを平面上に投影した翼面積。
トップアウト †
テイクオフした場所や山の頂上よりも高く上がること。または、上昇風の最上部まで上がること。
トップランディング †
テイクオフした場所、またはテイクオフよりも高い場所にランディングすること。略してトップランと言うことも多い。
トラフィックルール †
フライトルール flight rule とは フライトルールは次の3つにより構成されており、内容を良く理解して実際のフライトでは反射的に対応できるよう熟知してほしい。
1 航空法 パラグライダーは航空法では航空機ではないが、航空法を遵守する義務がある。特に、飛行場における航空管管制区への進入は大事故につながり、航空法で処罰される。
2 トラフィックルール トラフィックルールも航空法のひとつであるが、ここでは具体的なルールについて説明する。 ①進路交差は右側優先 同高度で飛行進路が他の機体と交差しそうな場合、相手を右側に見る機体が進路をゆずる。
②対向したらお互い右によける。 同高度で向い合い回避が必要な場合、お互いが右によけてすれ違う。 但し、山肌ですれ違う場合は山を左に見る機体が右によけて進路を譲る。
③追い越しは右側から 同高度で他の機体を追い越す場合、相手の右側を通って追い越す。
④他の機体の前に割り込んではならない。 他の機体のコースを阻害したり、他の機体のすぐ横を飛行してはならない。 後流を与えることになり危険である。
⑤低高度優先 ソアリング中に上昇してくる機体があればそちらに進路を譲る。 また、ランディングアプローチに入る場合、高度の低い機体に優先権がある。 高度の高い方は同時進入にならないように高度を維持する。
⑥同じサーマル内では同一方向に旋回 同じサーマル内でソアリングを行う場合、先にセンタリングを行っている機体に旋回方向を合わせる。 また、同じ高度でセンタリングをする場合は旋回の中心を合わせるようにする。
⑦アイコンタクトの重要性 飛行中に近くを飛んでいる機体には注意が必要である。 他機の飛行コースを良く見て進路が重なりそうな場合は、お互い良く見て、声を掛け合ったり 進路を指さしたりして自分のコースを確認しあう事が大切である。
3 エリアルール トラフィックルールに加え、管理されているフライトエリアでは「エリアルール」があり、その内容を理解して飛ぶ必要がある。特にローカルルールと呼ばれる、そのエリア独特のルールがある場合がある。 例えば、ランディングアプローチのコース、フライト禁止区域、ハンググライダーとの共存の為のルール、などがある。
トリム †
リアライザーの長さを伸縮させることで、仰角を調整する機構。
トレーリングエッジ †
キャノピーの後縁。
【ナ】 †
ニュートラル †
ブレークコードの操作基準になるところ。いつは一般的にはブレークコードをわずかに(コードの弛みが取れるくらい)引いた状態。
ノーズ †
機首
【ハ】 †
ハーフブレーク †
ブレークコードを半分(胸のあたり)まで引いた状態。
パイロン †
競技などで設定される地上の目標物。
ハーネス †
パラグライダーにぶらさがるパイロットを確保するための機材。→プロテクター
パラスト †
オモリのこと。パラグライダーの装備重量を調整するためにパイロットがが持つ水、鉛板などのこと。
パラブーツ †
パラグライダー専用のシューズ。多少高いが、足首がしっかりサポートされるのでけがの防止には役立つ。
バリオメーター †
昇降計。気圧を計測して現在のパイロットが上昇しているか下降しているのかを音とグラフや数字で知らせてくれる道具。
パログラフ †
フライト中、高度と時間の推移を記録する自記高度計。後日データとして取り出すことができる。
ハンググライディング †
ハンググライディングにはパラグライダーとハンググライダーの二つのスポーツが含まれる。
バンク †
ターンする際の機体の傾き。90度以上の傾きをウイングオーバーという。
B(A)ストール †
飛行中にBライザーを引き、翼を変形させて作り出す失速状態のこと。Aライザーを引いて行うものをAストールという。これらは緊急時の下降手段として用いられることもあるが、安全に十分留意しなければならない。
ピッチコントロール †
仰角の調整。バラグライダーの場合、ブレークコードやアクセルの操作によって仰角を調整して速度をコントロールする。また、大気の動きから発生するキャノピーの細かな運動をブレークコード操作などで安定させることもピッチコントロールという。
ピッチング †
機首の上がり下がりのこと。前後にブランコのように揺れる。→ヨーイング、ローリング
フォロー †
追い風のこと。フォローでのテイクオフは困難、フォローでのランディングは対地速度が大きく危険である。
フットバー †
フライト中、足をかけるための補助装置。アクセルにつながっている場合もある。
フラットスピン †
左右の翼が不均衝に失速して、キャノピーが対気速度を取り戻せない状態で、キリモミ状に急旋回してしまった状態。翼の片側が前進して片側が後進し、翼の中の一点を中心に竹トンボのように旋回しているように見える。
フラットターン †
グライダーに極力バンクをかけずに行う旋回。
フルグライド †
ブレークコードを引いていない状態。
フルブレーク †
ブレークコードをいっぱいまで引き下げた状態。失速に入るので着陸時以外にこの操作をすることはまず無い。
フレアー †
着陸時にブレークコードを引き込んで機首を上げ、対気速度を落とし、スムースに着陸させる動作。
フレキシブルウイング †
柔軟翼のこと。パラグライダーに代表されるが、体重移動なとにより翼を変形させて操縦する。
ブレークコード †
パラグライダーの操縦をするコード。キャノピーの後縁から取ったラインを左右それぞれに束ねて、ライザーの手元でグリップを取り付けたもの。これを引くことによりパラグライダーをコントロールする。
プロテクター †
ハーネスには、万一のために衝撃から身を守るための機構が備えられているものが多い。特に背中から腰にかけては、ケプラーやプラスチックの板のようなものから、厚いスポンジを組み合わせたものなどそれぞれに工夫されている。腰の横の部分に組み込まれたものをサイドプロテクターと呼ぶ。操作性、居住性とともにハーネスの大切な機構である。
フロントライザー †
キャノピー最前列からのびるラインをまとめたベルト。Aライザーのこと。
ペネトレーション †
向かい風の中で前進飛行する能力。高速域での滑空比の良い機体はペネトレーションが良い。
【マ】 †
仰角(むかいかく) †
翼弦線と空気の流れる方向が作る角度。パラグライダーはブレークコードを引くと機首が上がり、仰角が大きくなる。→アタックアングル
【ヤ】 †
ヨーイング †
キャノピーの左右方向への振れ。
揚力 †
翼の上方に働く力。揚力と抗力の作る空気力が重力とつり合うことによって、バラグライダーは滑空する。→エルバイディー
翼端 †
キャノピーの両端部分。ウイングチップと呼ぶ。
翼端つぶし(折り) †
翼端のつながるラインを引き込むことにより両翼端を内側に折り込み、翼断面積を減らして沈下率を増加させる技術。緊急時の降下手段として有効。
翼断面 †
飛行中のキャノピーを前縁と後縁とを結ぶ線で切った時の断面のこと。この形状で翼の性能の多くの部分が決まる。
翼幅 †
スパンのこと。→ アスペクト比
翼面荷重 †
翼面積1㎡あたりにかかる重量のこと。総重量を翼面積で割ることにより算出できる。
横滑り †
本来の軌跡とは異なり、グライダーがスリップ(横滑り)やスキッド(内滑り)することをいう。そのほとんどがパイロット操縦ミスから発生する。横滑りが発生することにより揚力減少や失速特性の劣化、荷重バランスの狂いなどが生じ、コントロールに悪影響を及ぼす恐れがある。
【ラ】 †
ライザー †
キャノピーからとられたラインをパイロットの手元でまとめたベルト。Aライザー、Bライザー、Cライザー、Dライザーというようにアルファベットわつけて呼ばれている。特にAライザーをフロントライザー、最後のライザーをリアライザーと呼ぶことがある。
ライズアップ †
キャノピーに空気をはらませ、飛行可能な翼の形を作り上げる動作。→立ち上げ
ラム圧 †
飛行中のキャノピーを膨らませている空気圧のこと。
ランディング †
着地する場所、または着地する行為。
ランディングアプローチ †
ランディング場の周囲を決められた方向に一方通行で着陸進入経路をとることによって、混雑時にも安全かつスムーズに着陸できる進入方法のこと。この方法は飛行機やグライダーが飛行場の滑走路に進入する際に行っている方法と同じもので、ドイツをはじめヨーロッパ諸国ではパラグライダーやハンググライダーでもこのアプローチ方法を採用している。
リアライザー †
キャノピーの最後縁付近から取られたサスペンションラインをまとめるベルト。
リジットウイング †
パラグライダーなどのフレキシブルウイングに対して、動力つき航空機や滑空機などに採用されている『固定翼』を意味する。エルロンやラダーなどの昇降装置 を使って操縦する。
リッジ †
山の急斜面や崖、沿岸部の絶壁などわさす。このような場所に強めの風が吹き込むと、斜面上昇風となってリッジソアリングが楽しめる。
リーディングエッジ †
キャノピーの前縁のこと。
リーム †
パラグライダーを構成する筒状の構造。パラグライダーはこの筒状の構造をいくつもつなぎ合わせることによって翼形を作り上げる。→セル
リフト †
上昇風のこと。
リブ †
パラグライダーを形作る最小単位であるリームを仕切る壁。パラグライダーの翼断面型を決定し、翼形を作り上げ、ラインの荷重を支える非常に重要な構造。取り付け方によって、ハーフリブ、ダイアゴナルリブなどの種類がある。
ローター †
乱気流の一種。建物や木など風下側、山の頂上の風下側などに発生する。非常に危険。
ローリング †
横方向の揺れ。あるいは人為的に作り出された左右連続したバンクのかかった旋回。→ヨーイング
























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